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 国際的に出生前診断における分子遺伝学の目覚ましい発展とともに臨床遺伝学も新しい展開を遂げている中、日本では思想的倫理的背景から医療検査をする側が出生前診断に対して消極的な姿勢を示し、出生前検査は従来からいくつかの国内検査センターで実施しているものの現代の妊婦の需要にアップデートな対応が出来ておらず、国内学会や国際学会での討論でも現代の需要に対応しうる国際的レベルの検査センターが必要という声が高まりました。その様な状況に対応するため、当社は専門的かつ豊富な知識・経験を持った検査技師による最先端の検査技術を駆使し、また国際的ネットワークを駆使した最新の情報収集により、迅速かつ正確な出生前染色体・遺伝子を含む検査・診断の報告ができ、国際的にも認知されるClinical Laboratoryを目標としています。

 近年の出生率の低下に対し、晩婚化や生殖補助医療の普及による高齢妊婦の増加傾向は年々上昇し、2013年に日本でもNIPT(新型出生前診断)が導入され、それに伴う出生前診断へのニーズが急速に高まりました。出生前診断は、まだ生まれぬ胎児の診断であり、妊娠中のケア、出生時の対応やマネージメントに繋がるものです。だからこそ、検査結果は迅速かつ正確でなければならないことは言うまでもありません。リッツメディカルでは、産科臨床に特化した出生前検査を主に対象としており、ヨーロッパやカナダではファーストラインとされているQF-PCR法で羊水・絨毛からダウン症・18トリソミー・13トリソミーの検査を検体到着同日ないし翌日に終了できます。さらに、オンラインシステムの導入により、検査終了と同時に検査提出医に検査結果を見ていただくことができる、世界の中でも非常に迅速・正確であると評価いただいています。もちろん検査業務で得られる個人情報等についての秘密保持を徹底し、結果報告等には細心の倫理的配慮を厳守しています。
 リッツメディカルの特徴は、実際に胎児臨床・出生前診断に携わりながら世界的な検査の状況と日本の現状を鑑みて設立した検査所であることです。検査技師・スタッフの一人一人が、大事な検体の背景に胎児・胎児を心配するご両親ご家族がいらっしゃることを常に意識して大切に検体を扱っています。
Precision Medicineを目指す医療の一環として、リッツメディカルは胎児臨床の現場と密接な関係を保ちながら正確な結果を出来る限り早く提供し、胎児・ご両親・ご家族が適切な医療が受けられる一助となることを常に心がけて検査を行なっています。